2018年12月22日土曜日

ジャノメミシン修理 JN-350 ボタンを押すと全速になる

ジャノメ JN-350 スタートボタンを押すと全速になり、すぐ止まってしまうミシンをお預かりしました。
ジャノメのシンプルな電子ミシンで同型は長年売れ続けています。
上軸に取り付けてある回転検出器です。油に濡れて反応が悪くなっていました。
本来ならば交換ですが、メーカー在庫切れのために、洗浄して元に戻しました。
底にあるメイン基板です。
スプレー油(クレ556等)を差されて基板も濡れていて洗浄のため取り外します。
画像では分かりませんが、油で濡れて光っていました。
パーツクリーナーを使い基盤の表裏を洗浄して油を除去しています。
基板のカバー部分ですがこちらも濡れています。 動きが悪かったのでスプレー油を差されたようですが、油は酸化やホコリの付着で基板の不具合やショートの原因になります。
基板、スイッチなどに油は差さないでください。
メイン基板を取り付けました。
接続コネクターの中にも油が入り込んでいて、全ての洗浄は難しいので、後日、不具合が出る可能性を了承して頂き取り付けています。
全体の油の除去、洗浄を行い問題なく縫え修理完了です。
ミシンの金属部分に注油は必要ですが、電子パーツには注油は不要で、基板・スイッチ類を痛めてしまいます。 ご注意ください。

2018年12月21日金曜日

JUKIミシン修理 SPUR98SX (送り不良)

JUKI シュプール98SX 送り歯の動きが悪いミシンをお預かりしました。
10年以上経過していると思われますが、修理すれば、まだ充分ご使用できそうです。

このタイプの水平送り軸は矢印の部分の固着を数回修理していますが、今回は違うようです。
糸切りカムです。
亀裂が入っていて交換が必要です。
水平送り軸の固着部分は、右側でした。
今回が初めてです。 たくさんご使用のようですし、何処が固着してもおかしくありません。
取り外すことにしました。
水平送り軸を取り外し固着部分を研磨、軸を受ける部分も研磨して元に戻しています。
糸切りカムを取り外した画像です。
釜の回転軸を15センチくらい右に移動させると外すことができます。
この後、新しい糸切りカムと交換しています。

はずみ車を回した時に違和感があり、分解したとこを、下糸巻の時に針が動かなくする為のクラッチバネが変形していましたので、交換しています。
糸調子皿の外側がサビいましたので、分解してサンドペーパーで研磨しています。
交換しました、クラッチバネと亀裂の入った糸切りカムです。
部品の交換を行い、カマのキズを研磨して快調に動作してくれました。
試し縫いは問題なく縫え、また自動糸切りも快調です。 10数年経過していますが、末永くご使用ください。

2018年12月18日火曜日

ベビーロック 糸取物語 BL-68Wの修理

ベビーロック BL-68W動かないミシンの修理をお預かりしました。
修理に出されて未使用ではないでしょうか。
内部は掃除をしてあり、ホコリもない状態です。
底カバー取り外しました。
モーター回転軸が(下軸)ガチガチに固着していました。 ドライバー、ポンチに金槌などを使い少しずつ動くようにしています。
上部の糸調子器です。
こちらも掃除をしてありましたが、動きが悪く注油を行い動作良好にしています。
作動メスです。
擦れた痕や刃こぼれがあり交換しました。
長期間ご使用されていなかったようです。
針穴糸通し装置、エアーレバー、メス交換など全体の点検・整備を行い修理完了です。

2018年12月17日月曜日

シンガーミシン SS90DXの修理

シンガーSS90DX 押えレバーランプが点灯してスタートボタンを押しても動かないミシンをお預かりしました。

前面カバーを取り外しました。
安全装置のスイッチが悪くなっているようで交換します。
カマ付近の画像です。
よくご使用のようでホコリが溜まっていましたので掃除を先に行いました。
安全装置のスイッチです。押え棒の上下でスイッチが作動します。
糸調子ダイヤルや針棒を取り外してやっと見えてきます。
交換には、ランプや左側面カバーの取り付け土台を取り外して交換です。
安全装置のスイッチを交換しました。
取り外していた糸調子ダイヤルと針棒です。
針棒を取り付け、糸調子ダイヤルを取り付けました。
前面カバーを取り付け、試し縫いを繰り返し問題なく縫え修理完了です。
修理後は軽快な音で縫えるようになっています。 末永くご使用ください。

2018年12月13日木曜日

宅配修理で送る時

当社では、個人のお客様や、お取引先などからも修理ミシンをお受けしております。
先日送られて来たミシンには底に緩衝剤が無く補助テーブルに段差が出来ていました。
矢印の足の部分ですが、根元に比べ、先端が狭くなっていますし、若干浮いています。
足の部分はコの字型の金属を使用していますが、輸送中の衝撃で湾曲しているようです。
平らな部分に置いてみました。
中央が若干浮いています。
金槌を使い叩いて修正しました。
カバーを取り付け、ほぼ正常な状態に戻しました。
段差も修正出来ています。
宅配で修理を送る時は底部分に緩衝材を2~3センチ入れてください。(丸めて新聞紙でも結構です)  当社の宅配修理センターは緩衝材も一緒に送っておりますのでご安心ください。

2018年12月12日水曜日

シンガーミシン モナミヌウ SC200の修理

シンガーミシン SC-200 糸が切れたり、絡んだりするミシンをお預かりしました。
詳しく調べる為、糸を掛けた状態で送って頂きました。
カバーを取り外したところ、カマ付近にたくさんのホコリが入っています。
よくご使用頂いているようです。
糸が絡んでいる場所を特定する為、糸調子ダイヤルと天びんカバーを取り外します。
天びんに糸が絡んでいました。
糸が切れてはずみで穴の部分に絡んだようです。
天びんカバーを取り外しところ、針棒付近にもホコリがたくさん付着しています。
除去しました。
コンプレサーで飛ばしたのですが、この奥にまでホコリが溜まっていました。

ピンセットで引き出したら、こんなに出てきました。
針棒とカマの出合いの高さが低いようで、針棒の止めネジを少し触ったら、締まり弱く高さを合わせて調整しました。
針とカマの剣先のタイミングです。
メーカー、機種にもよりますが、左基線で針の穴の1.5ミリくらいの高さを通過するようにします。
糸切りメスです。
たくさん縫われていましたので、交換しました。
針板を取り付ける前です。
矢印の先にフエルトみたいなブラシが付いています。 これは糸を切った後に糸を保持するためです。取り除かないでください。
全体の注油をと試し縫いを行い修理完了です。ホコリの影響や、針とカマの出合い調整などで糸絡み、糸切れは改善しました。
これからも末永くご使用ください。